一度トランシーバーを抜き、再挿入したときにコンソールに何らかのメッセージが出力されないか確認する。
参照しているインターフェースが正しいかを確認する。0始まりか1始まりか物理的なレイアウトが変則的な機器も多い。
正しく挿入されているか確認する
機器がトランシーバーを正しく認識しているか確認する、機器のマネージメントインターフェースへのアクセスが必要。
長距離仕様の製品ではアッテネータを経由せずにループバック接続すると受信部を破損するので注意。
受信光のレベルが弱いのであれば、経路の光コネクター部のクリーニングを実施する。コネクタ接続部がロック一位置まで正しく刺されていない事も多い。
想定している速度でインターフェースが設定されているか確認
ブレイクアウト構成が可能なポートの場合適切に設定されているか確認
光の受信レベルが許容範囲内であれば。FECの状態が対向で一致しているかを確認する。手動で双方にRS FECを設定してlinkが上がるのであれば自動認識の処理が不適切であるかトランシーバーのEEPROMの内容が不適切である。
マネージメントインターフェースの表示でトランシーバーが認識している電圧を確認する。
古い仕様ではDDM機能を有していることを示す情報フィールドが設定されておらず、機器側が非対応のトランシーバーであっても情報の読み取りを試みる事がある。この場合はゼロもしくは最大の0xffの値に相当する情報が表示されてしまう。基本的に対応策は無し。
対応している仕様のREVによっては、DDM機能を示す情報フィールドの解釈に差がありトランシーバー側が機能を有していても機器側に認識されない可能性もある。この場合は機器側が対応しているREVまで落とした情報フィールドをトランシーバー側に設定する必要がある。
4波長多重の場合概ね6dB強く測定されるので、換算して規定値に収まっているかを確認する。波長毎のばらつきによる障害は稀である。
上記い
上記の試験に問題が無ければ顧客が使用している機材に依存した障害であると判断し、使用ポートや機材の変更を行った再試験を顧客に依頼。