2022年9月6日に発表したTomahawk5の次の世代がアナウンスされました。二年半以上の間隔と少し開発スペースが鈍化したとも言えます。注目すべきは、112G SerDesと224GSerDesの二種類を用意した事でしょう。
従来のイーサネットマーケットではしばらく112GSerDesの需要が続くという判断だと推察します。
Tomahawk-200G | Tomahawk6-100G |
NVIDIA
NVS G4
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SerDes | 512x224G | 1,024x112G | 72x200G |
typical config | 128x800G | 256x400G | 72x400G |
詳細は発表されていませんが、BroadcomからCPO engineが組み込まれた状態でのパッケージ出荷も計画されている様です。
仮に全てのSerDesを2x400G構成のOSFPとして実装した場合。128xOSFPポートを持つ256x400Gのフロントパネルのスペースから4Uの高さにの製品になりそうです。
CPOの採用も考えられますが、LPOの活用により100G LANEでは必ずしもCPOが優位とは限らないので。ハイブリットな物理ポート構成が有力です。
200G SerDesのタイプを選択した場合は、CPOの実装が有力でしょう。NVIDIA NVLink 5.0と同等のLANE速度です。NVIDIA CX8 NICに対し2x2x200Gのpathを提供すると256GPUのクラスターが構成可能な計算です。
配線メディアは800G DR4でしょうか。MPO-12を128個並べるにはフロントパネルが1Uでは足りませんので、よりコンパクトなSNコネクタの採用も考えられます。最も、2Uではファブリック側のクーリングが難しいでしょうから3Uが現実的でしょう。