QSFP+およびQSFP28のマネージメント機能を規定したSFF-8636の最新版は、September 24, 2019発行のRev 2.10aです。Revisionを情報フィールドは、A0 page  Byte 1でありtable 6-3に従うとその値は0x08となります。新しい伝送方式の定義などはSFF-8024に外だしされていますので、主に機能面で影響がある変更です。

しかし、現状出荷している100G対応製品は0x07(SFF-8636 Rev 2.5, 2.6 and 2.7)であり、40G対応製品は0x06(SFF-8636 Rev 2.0)です。これは、製品出荷を始めた時期からの仕様を極力変更しないためですが、新しいRevisionに対応した場合のリスクについて考えてみましょう。

Value Memory Map Version date
00h Revision not specified. Do not use for SFF-8636 rev 2.5 or higher.  
01h SFF-8436 Rev 4.8 or earlier  
02h Includes functionality described in revision 4.8 or earlier of SFF-8436, except that this byte and Bytes 186-189 are as defined in this document  
03h SFF-8636 Rev 1.3 or earlier  
04h SFF-8636 Rev 1.4  
05h SFF-8636 Rev 1.5  
06h SFF-8636 Rev 2.0 August 6, 2014
07h SFF-8636 Rev 2.5, 2.6 and 2.7 April 18, 2015
08h SFF-8636 Rev 2.8, 2.9 and 2.10 April 21, 2017
09-FFh Reserved  

 

Diagnostic Monitoring Type (00h 220)

トランシーバーが備える測定機能を示した情報フィードです。

bits Description
7-6 Reserved
5 Temperature monitoring implemented (0b=Not implemented or pre-Rev 2.8, 1b=Implemented)
4 Supply voltage monitoring implemented (0b=Not implemented or pre-Rev 2.8, 1b=Implemented
3 Received power measurements type. 0=OMA, 1=Average Power
2 Transmitter power measurement. 0=Not supported, 1=Supported
1-0 Reserved

温度、電圧、送信パワー、受信パワーすべての測定機能を備えていた場合。Rev 2.8以前では0xc0、Rev2.8以降では0x3cが正しい値となります。多くの機器は、0x0cであっても温度と電圧の測定機能を備えていると判断して情報の所得及び表示を行っています。そのため、rev 2.8以降を知らない機器にRev2.8を使用しても問題ないのですが、逆の場合はもし正しくrevisionを確認していない機器ではハードウェア的には備えている温度と電圧の測定機能が認識されなくなってしまいます。トランシーバー側から見るとrev 2.8対応のフォーマットに変更してもリスクは少ないのですが変更の時期が難しい。

また古くは Rev 1.9にて"Added Address 220 bit 2 to identify Tx Power diagnostic monitoring supported"。それ以前は送信パワーの測定を示すビットも定義されていませんでした。仕様の解釈上はREV codeが0x00や古い場合はbit 2がセットされていなくても送信パワーの測定機能を持っている可能性が有ることになります。

伝送距離表示

Table 6-16 Upper Page 00h Memory Map: Added definition to byte 142 Length (SMF) to say that a
value of 1 shall be used for reaches from 0 to 1 km. Added a new use for byte 145 Length (OM1
62.5 um) or Copper Cable Attenuation. Corrected byte 189 copper cable attenuation frequency
from 12 to 12.9 GHz.

6.3.11 Length (OM1) or Copper Cable Attenuation: Added new paragraph describing support for copper cable assemblies.

Power class 5-7

Rev 1.9 January 27, 2014:

class 1-5(1.5 to 3.5W)に加えて5.0Wまでになりました。40G想定から100G想定への変更と言えます。

Power class 8

Rev 2.10 September 18, 2019:

これまで最大Class 7(5.0W)にそれを超えるclass 8の定義がされました。具体的な消費電力は別なフィールド(byte 107)によって定義されました。

100G ZR4など受信に消費電力が高いSOAを搭載したケースを想定したと思われます。しかし、実際の製品上は正直にclass 8を要求するのが良いものか悩むところです。内容が消費電力と言う放熱などに関連する重要要素ではありますが、新しい仕様を実装した為に従来機種で使えなくなるリスクは避けたい。

PAM4 Registers for Page 20h and 21h

Color Zや100G DR/FRなどで採用されているPAM4変調方式に対応する測定機能拡張です。Rev 2.9から追加されました。オプションなのでRev 2.9以降であっても必ずしもサポートしなければいけないものではありません。仕様書としてはかなり大規模な追加になっています。

Page 00h bytes 195 bit 0がセットされているとこのオプション機能を備えていることを示します。従来のNRZ時代からあまり測定機能は利用されていないので大きな影響は無いと思います。伝送装置無しのデータセンター間接続が多くなってくると注目されるようになるのでしょうか?oomで参照しているのか後で調べてみましょう。
https://github.com/opencomputeproject/oom

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