OCP summit 2022で、ciscoから「System Path to 51.2T」というセッションがありました。ここでは、800G以上のインターフェースを備えるファブリック容量51.2Tbpsのハードウェア的なシステム構成について語られています。

光トランシーバーベンダーとしては、主に消費電力の観点からCPOへの関心が高まっている状況で、いつまで既存のQSFPを軸としたプラガマブルなトランシーバーが利用されるかはとても気になるところです。

OCP 2022の別なセッションでは、100/400Gが主要な伝送として使われるのは当分続き800G以上を必要とされるエリアは限定的との話もありました。

イーサネット機器内の配線にて消費される電力を軽減するために、電気的な配線距離を最短にするのがCPOの特徴ですが放熱や部品の実装密度の観点から簡単ではありません。また、複数の伝送方式を混在するのも難があります。その為、800Gbpsの実装でもそれほど積極的には採用されない印象です。

その代わりに、イーサネット機器内のデータ線を基板には頼らず別に同軸ケーブルによって配線する方式が採用されています。名称としては、

 

結論としては、112Gbps/laneのシステムではプラガブルトランシーバーは継続して利用されると判断して良いと思います。

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