
2025年は40G対応の光トランシーバーはほとんど売れませんでした。その中で唯一40G PLR4だけが人気があります。
40G PLR4はおそらく、4x10G LRに分岐して運用されていると思われます。その時に必要なのがMPOから4xLC DUPに分岐するケーブルもしくはカセットです。上記写真の左側がカセットを用いた配線例で右側が分岐ケーブルです。
400G DR4から100G DRへの分岐も同じ配線を使用します。
カセットは、ラックマウントされるトレイとセットで運用されパッチパネルと同等に19インチラックにマウントされます。単純なコストでは分岐ケーブルが有利ですが、ラック間を接続するたのケーブルと統一的に管理できるためカセットを使うのが一般的だと思います。


カセットには色々な種類があり、今回使用したMPOからLCに分岐するもの以外に、光を分岐する物もあります。これはPONの分岐や測定用の分岐に使われます。

左側が4分岐、右側が2分岐です。APC研磨なのでPON用で使われる想定でしょう。