NVIDIAがRubin世代に合わせて発表した新しいInfiniBand/Ethernt PHYがConnectX-9です。まだ、公開されているのはチップとしての資料でありPCIe対応のNIC製品の詳細は公開されていません。
我々としてはNVIDIAが新しい製品を発表するたびに対応する製品を新たに開発しなければいけないのかとドキドキするのですが、ConnectX-9に関しては前世代のConnectX-8と同じ仕様の模様です。
PCIe Gen6 48 laneとCX8と同じで2xGPU+CPUに16 laneずつ接続するか。2x16slotに接続して16 lane余るかの内部接続になるでしょう。"Maximum total Bandwidth 800 Gb/s"と"Total Bandiwth 800 Gb/s"しかCX8の仕様との違いを見つけるのが難しいくらいです。
1.6Tbpsの処理能力としていますが、トランシーバーのインターフェースは1.6Tには対応していません。NVIDIAの8 lane構成をあまり採用しないので8x224Gでの1.6Tはサポートしないのでしょう。
PCIe Gen6 x 対応。OSFP-RHS(4x225G) 800G or 2xQSFP112 400G
OSFP-RHS(4x225G) 800G or 2xQSFP112 400G
写真を見ると4xRubin + 4xCPX + 4xCX9が一枚のカードに搭載されています。外部接続のインターフェースは不明。一つのOSFPにCX9が二つ接続されている1.6T(2x800G) OSFP224の可能性があります。NVL144は一枚のカードにNVL72の倍の4個のGPUを搭載することにより同じラックサイズで144 GPUのシステムを実現。当然消費電力も大きく200kW。
QSFP112の400G VR4/DR4/FR4は既に出荷済。BF3にて動作確認済。
OSFP-RHS224 4 laneはConnectX-8対応として800G DR4を開発中。CY26Q2出荷目標。
200G SerDesで800Gですので 4 lane構成。QSFP224なのかOSFP-RHS224 4 laneなのか不明。