2019年12月18日
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン
この度、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)の100Gbps光トランシーバ製品が、データセンター用高性能LANスイッチ向けネットワークOSのトップベンダーCumulus Networks社のCumulus Linux互換ハードウェア製品リスト(Hardware Compatibility List)に掲載されました。
【概要】
Cumulus Networks社が開発したCumulus Linuxは、主にデータセンターなどで用いられる高性能LANスイッチ(ホワイトボックススイッチ)上で動作するネットワークOSです。国内でも多数の導入実績があり、ホワイトボックススイッチ用ネットワークOSとしてはトップシェアを誇ります。
ハードウェアとOSを独立して購入するサーバ装置と同じように、ネットワーク機器においてもハードウェアとソフトウェアを分離して選択できれば、機器構成の自由度が高く、従来より低いコストで高機能ネットワークを実現する事が可能となります。
しかしながら、こうしたシステムではハードウェアとソフトウェアの互換性確認が、導入時の障壁となります。Cumulus Networks社では、自社製ソフトウェアCumulus Linuxと各種ハードウェア製品の互換性評価を独自に実施し、その結果をハードウェア互換リストとして、自社のWebサイトで広く公開しています。
https://cumulusnetworks.com/products/hardware-compatibility-list/
このリストに、以下の当社100Gbps光トランシーバ製品が掲載されました。これにより、ホワイトボックスを活用したネットワークの構築が加速することでしょう。
モデル名 仕様 準拠標準 最大伝送距離 コネクタ
WST-QS28-CM4-C 100G CWDM4 QSFP28 2km (SMF 2c) LC-Duplex
WST-QS28-CM4c-D 100G CWDM4-OCP QSFP28 500m (SMF 2c) LC-Duplex
WST 100Gbps CWDM4/CWDM4-OCP 光トランシーバ
【Cumulus Networks社について】
Cumulus Networks社は、ネットワーク機器に対する初のLinuxオペレーティングシステムを開発した企業です。Cumulus Networks社のソフトウェアにより、ネットワークシステムにおいてもハードウェアとソフトウェアのディスアグリゲーション (分離)が可能となりました。これまでLinuxがサーバシステムにもたらしたのと同様に、Cumulus Linuxはネットワークシステムにも高い経済性と革新を実現します。
http://www.cumulusnetworks.com/
【ウェーブスプリッタ・テクノロジー社について】
ウェーブスプリッタ・テクノロジー社は米国カリフォルニア州に本社を置く、データセンターや携帯通信のバックボーンネットワーク、あるいは携帯無線基地局のアクセス・ネットワークなどで使用される光イーサネットや、科学計算などで使用されるHPC(ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)システムなどで必要不可欠となる、光通信モジュール製品を製造販売する企業です。
【株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンについて】
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンは、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)の日本法人です。ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)製品の日本国内における輸入販売事業を行い、国内のお客様へ高品質で安定した、価値ある製品を提供してまいります。
会社名 : 株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン
所在地 : 〒101-0051東京都千代田区神田神保町 2-14 朝日神保町プラザ203
最高執行責任者 : 櫻井 豊
URL : http://wavesplitter.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン
広報担当:菅野
Eメール: support@wavesplitter.jp