携帯電話ネットワークのフロントホール。DUのRU(無線)側に使用されるSmarNICに必要な光トランシーバーも標準規格に準拠したものです。
時間処理の制限が厳しい”L1 processiong*処理を行い、これらのNICはPTPの端子を有するのも特徴です。
既存の専用機によるDUを提供していたベンダーは汎用PCサーバーベースのDUをvDU(Virtulized Distributed Unit)と呼んでいる模様です。
Vendor | PN | FrontHall port | DPU |
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INTEL | N6010/6011 | 2xQSFP28/56 | Agliex 7 |
Qualcomm | QDX-1011/1010 | 3xQSFP28 | |
NOKIA |
S3M37C(HPE)
4403(DELL)
|
2xQSFP-DD | |
DELL | CNF95xx | CNF105 |
Marvell OCTEON
CNF105。
消費電力の制限
筐体をもつハードウェアとしてトータルで設計されているイーサネットスイッチ等とは異なり、このような汎用サーバーに挿入されて運用されるNICではその構成によって利用できる消費電力に制限があります。使用する光トランシーバーの消費電力はそれを下回るものでなくてはなりません。
RUまでの距離は20km程度ですので長距離伝送の必要はありませんが、使用できる電力が極端に少ない場合にはDACしか利用できないケースもあります。